左官は日本古来からの伝統的な工法です。近年さまざまな材質や工法が開発されていますが、廃れることはありませんでした。それはなぜでしょうか。
左官によって造られる塗り壁は、クロスにはない造形の美しさがあります。刷毛跡が陰影を作り出し、光をまろやかにします。また、その性質から住環境にも適しています。室内の湿度調節や、有害物質ホルムアルデヒドの吸着、抗菌、防カビなどの効果があります。自然素材のため、再利用も可能です。
そうした点から、現代でも左官は必要とされているのです。しかしその一方で、後継者不足が問題となっています。
当社では、豊富な経験と技術を持ったベテラン職人が、新人職人につき、一つひとつ丁寧に指導していきます。希望に応じて練習の場も設けます。採用担当者が定期的に面談し、仕事に打ち込みやすい環境づくりを目指します。
また、福利厚生も整っています。勤務時間も一定で、安心して働ける環境です。こうした環境で技術を習得すれば、生涯現役として働けます。共に技を磨き、左官の素晴らしい伝統を守っていきませんか。